挽きたての抹茶体験を、さらに豊かに。「CUZEN MATCHA」がこだわるシングルオリジンのオーガニック抹茶がスタート
以前、挽きたての抹茶を自宅で手軽に楽しめる「CUZEN MATCHA(空禅抹茶)」をご紹介しました。(記事はこちら:「自宅で簡単に「挽きたて」の抹茶を楽しむ、 家庭用抹茶マシン「Cuzen Matcha」)海外をメインに人気のCUZEN MATCHAは、現在およそ9000台も愛用されているとのこと。「挽きたて」の抹茶の美味しさや、安心安全の「100%オーガニック」の魅力が世界中にどんどん広まっています。
今回は、この秋、日本での販売が決定したCUZEN MATCHAの「オーガニック シングルオリジン抹茶リーフ」について、World Matcha 株式会社の塚田さんにお伺いしました。改めてCUZEN MATCHAについてや、オーガニックへのこだわり、日本ではそこまで浸透しておらず、珍しい“抹茶のシングルオリジン”の商品への想いを語っていただきました。
プロフィール:塚田 志乃(つかだ しの) / World Matcha株式会社 Japan Country Manager & PR
学生時代から茶道をたしなむ。アメリカの抹茶人気を目の当たりにし、もっと自由に抹茶を楽しんでいいと考える。「つくり手」「飲み手」「地球環境」の3つが互いを支えあうCUZEN MATCHAの理念に共感し、2019年ジョイン。年に数回は茶畑に足を運び、生産者の思いや苦労を知り、現代の生活にどうお茶をくみこんでいくかを模索しながら高品質な茶葉の需要をつくる活動を実践中。
簡単だから日常に馴染む。実際に抹茶マシンを使って、挽きたて抹茶の魅力を体感
―― 早速「CUZEN MATCHA」を使っているところを見せてください!
では、今回は黒の抹茶マシンにしましょう。現在、CUZEN MATCHAは、白と黒の2種類展開です。お部屋のインテリアに合わせて使っていただけます。元々、CUZEN MATCHAを置くだけで禅の空間を楽しめるように、という意味も込めて「CUZEN MATCHA(空禅抹茶)」なんです。
―― スタイリッシュでかっこいいですね
上の筒の部分は、茶筒をイメージしています。まずはここに専用の茶葉を入れます。一気に一袋いれてもOKです。これで大体10〜20杯分の抹茶が楽しめます。
この中に石臼を模したミルが入っています。ここがCUZEN MATCHAの大きな特徴です。「碾茶(てんちゃ)」という茶葉を、臼で挽いて粉状にしたものが「抹茶」ですが、普段、私たちが目にするのは粉状になったものですよね。粉状になった抹茶は、酸化しやすく、香りや色の変化が早いんです。簡単に誰もが「挽きたて」の抹茶を楽しめるようにCUZEN MATCHAは作られています。
―― 品質以外にも、「挽きたて」にこだわっている理由はなんですか。
出発点は、美味しいお茶を提供したい、というシンプルな想いです。ペットボトルも選択肢としてありますが、やっぱり、フレッシュなお茶の良さってありますよね。急須を使った淹れたてのお茶の香りや色味は全然違うので、そういったお茶を届けるにはどうすればいいのか、というところから入りました。私たちの場合は、それを実現すべく抹茶の「挽きたて」に焦点をあてている感じです。
インスタントコーヒーもありますが、コーヒーを挽きたてで飲んだら美味しいっていうのはみんな知っていますよね。抹茶も同じように選択肢をつくりたくて。本当のお茶の味わいを知ってもらう、それで美味しいって気づく人が増える、というのが私たちが目指すところです。そうすることによって、お茶農家さんにも還元できます。いい茶葉を美味しいって飲んでくれる人がいて、初めて農家さんは潤ってくると思っています。
茶葉を入れたあとは、水を入れたカップをセットして、ボタンを押すだけです。濃さを3段階で選べるので、お好みの濃さにしていただいてスタートボタンを押すと動きだします。
―― よく見ると挽きたての抹茶が少しずつ落ちてきていますね。
そうなんです。カップの中に回転する部品が入っていて、磁力の仕組みでぐるぐる回ることで抹茶を点てます。こんな感じで大体2分ほどで出来上がります。
―― 簡単にできるのは、生活の中に取り入れやすい大切なポイントですね。
お茶を飲む習慣ってなかなか難しいんですけど、例えばコーヒーをみんながどうやって飲んでいるのか考えたら、コーヒーマシンでボタンを押してそれを飲む、という感じですよね。日常に取り込むときには、いかに手軽に、朝忙しい時にボタン押すだけで気づいたらできているっていうのが今のライフスタイル。そのライフスタイルに合わせることで、抹茶を日常に入れることが出来るのかなと思います。
「シングルオリジン」で「オーガニック」の茶葉にこだわり、さらに豊かな抹茶体験を届ける
―― では、通常商品の「オリジナルブレンド」をいただきます。しっかり泡だっていて、ザラザラ感もなく美味しいです!
抹茶マシンと一緒に専用の茶葉のセットが届くのですが、これまではブレンドしたオーガニック抹茶リーフを3種類ご用意しておりました。「オリジナルブレンド」はその内の一つです。
―― オーガニックにもこだわっていらっしゃるんですよね。
そうです。抹茶は、他のお茶と違い、茶葉をまるごと摂取するので、安心安全な茶葉を取り扱っています。加えて、私たちの販路のメインは海外なので、オーガニック志向が強いんです。アメリカなどでも、スーパーフード文脈で抹茶は人気なので。
この秋から日本で新しく発売開始した茶葉は、さらにこだわって「シングルオリジン」のオーガニック抹茶なのですが、実はアメリカでは3年前から販売しています。海外の方が、単⼀農園・単⼀品種で商品化した「シングルオリジン」というのが日本よりも浸透して、一般的なんです。コーヒーでもありますよね。私たちは、このシングルオリジンという価値を「CUZEN MATCHA」として、きちんと日本でもお届けしたい、と考えています。そこで、日本ではまだそこまでの需要はないかもしれないけれど、日本のお茶を扱っているブランドとして日本の皆さんにも楽しんでもらいたいと思い、今回新たに展開することにしました。
―― シングルオリジンの魅力はなんでしょうか。
もちろん、お茶の味のバランスを取るという意味で、ブレンドはブレンドで良さはあります。私たちがこのシングルオリジンに力を入れる理由は、農家さんの顔が見えるようにしたいという想いからです。なので、ブレンドがお好きな方はそちらを選んで、“やっぱり自分はこの人のこのお茶が飲みたい”という方はシングルオリジンを選んでいただくのがいいと思っています。色々な選択肢がある中で、お客さまが商品を選ぶ理由って、味かもしれないし、もしかしたら農家さんの人柄かもしれません。そういった意味で、今後取り組みたいコンテンツとしては“こんな農家さんがつくっています”を見える化して、その農家さんを応援したいからお茶を買おう、という流れも目指しています。飲む側としても、味だけじゃなくて、誰がつくっているのか知ることって大事ですよね。私たちとしては、そういう繋がりを大切にしたいなと思っています。
―― 新しいシングルオリジンは7種類もあるんですね。
そうですね。鹿児島県の霧島、静岡県の天竜、愛知県の豊田、京都の宇治のお茶農家さんのシングルオリジンかつオーガニックの茶葉です。飲み比べも面白いのでおすすめです。例えば「おくみどり」という品種のシングルオリジンは、静岡のおくみどりと霧島のおくみどり、宇治のおくみどりと3つあるのですが、同じおくみどりなのに味が違うんですよ。産地の違いや、農家さんごとの技術などにより、味や香りは大きく変化します。シングルオリジンならではの個性を楽しんでみてください。
挽きたての抹茶の香りや滑らかな口当たりを体感すると、CUZEN MATCHAの魅力が一層感じられます。ぜひ、この機会に新しい抹茶体験を取り入れて、日常の中で豊かなひとときを楽しむのはいかがでしょうか。
CUZEN MATCHA(空禅抹茶)
■オーガニックシングルオリジン 抹茶リーフ(20g入)7種
https://cuzenmatcha.com/ja-jp/products/organic-single-origin-jp
(⿅児島県・霧島おくみどり、静岡県・天⻯ごこう、愛知県・豊⽥こまかげ、⿅児島県・霧島あさのか、⿅児島県・霧島つゆひかり、京都府・宇治おくみどり、静岡県・天⻯おくみどり)
■【期間限定】抹茶マシン ホリデーギフトセット
https://cuzenmatcha.com/ja-jp/products/matcha-maker-holiday-gift-kit-jp
抹茶マシンと通常のオーガニック抹茶リーフ3種に加えて、シングルオリジン抹茶リーフのお試しサイズが3種類入っています。オリジナルレシピブックや、オーガニックコットンの風呂敷などもついた期間限定のギフトセットです。
■CUZEN MATCHA公式HP:https://jp.cuzenmatcha.com/