APU(立命館アジア太平洋大学) お茶フェスレポート | 日本茶 大学出張プロジェクト
大学生と一緒に、日本茶の魅力を若い世代の目線で発信する「日本茶 大学出張プロジェクト」 。この記事では、APU(立命館アジア太平洋大学)の学生団体「APU Studeut Coop」さんの取り組みについてレポートします。
APU Studeut Coopは、大学生協の学生委員会。新入生サポートや、学生の交流を深めるイベントの企画、運営など、APU生の学生生活をサポートするために活動しています。今回は、日本茶の魅力を伝えるべく、APUのカフェテリアにて3日間お茶フェスを開催しました。
地域のお茶を「茶んぷりんぐ」
大分県別府市にあるAPUで開催されたお茶フェス。3日間を通して、近隣の九州のお茶をサンプリングならぬ「茶んぷりんぐ」しました。
日本茶インストラクターに日本茶の淹れ方を伝授されたAPU Studeut Coopの学生さんが、慣れた手つきでお茶を淹れていきます。
APUは、生徒の約半分が海外の学生という、グローバルな大学です。日本人をはじめ、様々な国の生徒が興味深そうに日本茶を楽しむ様子がみられました。
「海外のお菓子×日本茶」 好きな組み合わせは?
お茶フェス1日目は、そんなAPUにぴったりの特別企画「海外のお菓子×日本茶」を行いました。
様々な国のお菓子と、3種類の日本茶の組み合わせを投票するイベントです。およそ50人の方に回答いただきました。
みなさん一杯ずつしっかり味わいながら、お茶を飲み比べていきます。お茶の色の違い、味の違いに驚きの声も上がっていました。
「急須体験」 で急須の奥深さを発見
お茶フェス2日目は、日本茶インストラクターによる急須体験を行いました。
こちらも様々な国の方が参加されました。自国のお茶との違い、急須の違いを感じながら、それぞれ実際に急須でお茶を淹れてみます。
同じ茶葉でも淹れ手によって少し色が違ったり、味が違ったりすることに驚きつつ、お互いに淹れたお茶を飲み比べ。
急須の魅力の1つは、同じ茶葉でも1煎、2煎と味の変化を楽しめること、さらに極めれば好みの味にコントロールできること、と教えてもらい、参加者一同、急須に興味津々です。終わってからも質問が止まらないほどでした。
3日間を通して、約600人の方が参加したAPUのお茶フェス。期間中ずっとお茶を淹れて、積極的にお茶をアピールしてくれたAPU Studeut Coop代表の森本さんは、「私自身、急須で淹れたお茶をあまり飲んだことがなかったんです。実家に急須はあったと思うんですけど、一人暮らしの今では持っていなくて。」とのこと。
「でも、今回のお茶フェスの企画を通して、お茶って面白そうだなと興味が湧きました。『え、日本茶ってこんな種類あるの?急須で淹れたらこんなに美味しいの?』って。APUは国際生も多く、色んな方が日本茶を楽しむ場を作れてよかったです。うれしの茶を飲んだ生徒が、その後財布を持って、このお茶が買いたい!と来たので、購入先を紹介したりと、やりがいを感じました。これを機に日本茶のファンがもっと増えてくれると嬉しいです。」とお話してくれました。
@apu_student_coop
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